4月5日阪神5R 3歳500万下 ダート1800m
高速の不良馬場で先行力とパワーからウォーターイーグルという昇級馬を狙ったが、突き抜けるほどの力量差はなかったため、逃げる奇策に出た2着馬ゲットクローサー、差しへ脚質転換した勝ち馬ニホンピロサンダーの後塵を拝した。
3歳戦も煮詰まって来た時期で、抜けた馬がいなければ位置取り変更などのショックが決め手として目立っている。
ニホンピロサンダーは前走で初めて追い込む競馬をしており、2走前までは先行脚質だった。着順と着差だけ見ると均衡している印象で買い難いが、先行して現級2着の実績もあり、脚質転換で一変した。
3月28日阪神11R 毎日杯GIII
毎日杯のミュゼエイリアンも均衡ぎみの戦歴から脚質転換で一変した好例。やや速い馬場で先行有利の状態だったが、有力馬が差し馬ばかりで先行力をうまく活かせた。
この場合はバウンド式になっていて、2走前に突如先行するも惨敗、前走は差す競馬で少し足りない競馬をさせ、2度目の先行策で折り合わせた。
スクリーンヒーロー産駒は闘う意欲が旺盛だがキレ比べでは劣るため、こういうショックで道中のロスを減らして流れに乗るとハマりやすい。シンザン記念のグァンチャーレも差し→先行→差しと位置取りを転じることで勝利をもぎ取っている。
ポイントとしては差し転換、先行転換のいずれも近走で先行歴があり、闘志を煽っている点が重要。ミュゼエイリアンの葉牡丹賞のように惨敗するくらいのほうが2走目での一変が期待できる。
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